栄養素の基本的バランスを表した「PFC比」

      2012/09/06


 9月も もう少しで半ばを向かえますね。
朝は、布団を蹴って寝ていると足が冷たくなって凍ってしまっているくらい
冷え込むようになりました。
皆様 寝冷えしないように体調管理には 気をつけてくださいませ。
本日も 部活レシピについて ご紹介します。
栄養素の基本的バランスを表した 「PFC比」 と言う値があります。
P=たんぱく質 (protein)
F=脂質 (fat)
C=炭水化物 (carbohydrate)
これら“三大熱量素”のエネルギーが 1日の総エネルギー量に
占める割合 (%) の比を表したものです。
PFC比は、最近では メタボリックシンドローム対策や、糖尿病の食事指導
においても注目されています。
厚生労働省が推奨している値は、13:25:62。
スポーツ選手なら、15:25:60。
30年前のPFC比の推移を見ると、14,8:22,7:62,5。
今では 脂質が30になってるので、脂質が増加しています。
日本人の食生活が確実に欧米化してきている事が見えます。
脂質を摂り過ぎることなく、理想のPFC比に近づける為には
どうしたらいいか?  を考えてみました。
まず、洋食はダメ! と言う訳ではなく クロワッサンを胚芽パンにし、
トーストにはジャムをぬる。 と言うように日々の心がけで変ってくるのではないでしょうか?
ポイントは、「一汁三菜+主食」 という昔ながらの食事を見直すと
いいかもしれません。
この部活レシピの本書には、PFC比が15:25:60により近く
特にスポーツをする成長期の お子さんに お勧めの献立をご紹介して
います。
私達にとって 食事とは、生きてゆく為には かかす事の出来ない大切な
エネルギー源です。
食事の際、好きな物ばかり食べていてもバランスのよい体を作る事が
できませんね・・・。
レバーが嫌いな方も いらっしゃると思いますが 貧血防止に、体内に
鉄分を作ることも必要です。
食物には、一つ一つ栄養価が異なり自分の体に応じてビタミンが必要なのか?
それとも 食物繊維が必要なのか?  を判断し 毎日の献立を考えると
いいかもしれませんね♪
健康第一なので きちんと規則正しく、バランスのよい食生活を心がけ
この にじ色 部活レシピを参考にし 一人でも多くの方が元気で活躍される事を心から お祈り申し上げます。
                       スタッフ:Yuka murasaki
 


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